麻疹-1-
みなさま、こんにちは!!
今回の内容は今何かと気になる『麻疹-はしか-』について取り上げたいと思います。
まず、症状の現れ方です。
10日~12日の潜伏期間ののち、発熱で発症します。
発熱期は咳、鼻水、結膜炎の症状が強く、38℃以上の発熱が数日続きます。
病気の経過中、一番感染力が強い時期です。
その後いったん解熱傾向を示しますが、すぐに耳後部付近から発疹が現れるとともに、
39℃以上の発熱が数日続きます。
発疹出現前後1、2日間に、口腔粘膜に白い粘膜疹が現れます。
の粘膜疹は麻疹に特徴的であるため、これを確認して麻疹と臨床診断されることがほとんどです。
発疹はその後、顔面、体幹、手足に広がって全身の発疹となり、数日後、色素沈着を残して回復に向かいます。
近年、成人麻疹の増加が問題となっており
10代~20代での発症が多く報告されています。(成人の場合は、重症化しやすい傾向があります)
5歳未満の小児や20歳以上の成人の方は、
「中耳炎」「肺炎」「脳炎」などの合併症を引き起こしやすいことがあります。
次の記事は、
感染経路と予防についてアップしたいと思います(^_^)
投稿日: 2016年09月27日