麻疹-2-
引き続き、『麻疹-はしか-』の話題を取り上げていきたいと思います。
感染経路と予防についてですが、
「空気感染」「飛沫感染」「接触感染」いずれかの方法によっても感染し、
好発年齢は1歳代が最も多く、ついで6~11ヶ月、2歳の順です。
麻疹ウィルスは空中で浮遊し、それを吸い込むことで感染しますので、
マスクでの予防は難しくなります。
唯一の予防方法は、「ワクチン接種」によって麻疹に対する免疫をあらかじめ獲得しておくことです。
前回の記事にも書きましたが、
近年、成人麻疹の増加が問題となっているため、
妊娠中のママが麻疹にかかると「早産」や「流産」のリスクがあります。
予防のためにはワクチン接種が必要ですが、接種後2ヶ月は避妊が必要になるため、
妊娠希望の方は、早めに予防接種を行う必要があります。(もちろんパパも!!)
麻疹は感染力が強いウィルスです。
風邪と似た症状もありますので、まずは受診を行い医師の指示をいただくようにしましょう!!
投稿日: 2016年09月27日